ドトールのフレンチトーストを食べに行った話

ある日私はドトールにフレンチトーストがあるという情報を耳にした。フレンチトースト、それは私の好物の一つである。それがドトールで気軽に食べれることを知り、近所のドトールに向かうことにした。

しかし、その店にはフレンチトーストが売っていなかった。どうやら店舗限定のようだ。

気を取り直して、今度は別の店舗に行くことにした。

そして、あった。

入口にフレンチトーストのポスターが貼ってある。うきうきしながら店に入り、カウンターで注文しようとしたのだが、メニューのフレンチトーストの欄には上から「注文できません」とのシールが貼ってあった。店員さんに聞いたところ、どうやら材料が切れてしまって提供できないらしい。仕方なく、代わりにモンブランを頼んだ。

 

次の日、今度こそフレンチトーストを食べようと同じ店に行った。

メニューを覗いたところ、昨日は貼ってあったシールが貼っていなかった。どうやら今日は頼めるみたいだ。

「チョコバナナ」と「メープル」の二つがあったが、今回私は「チョコバナナの方を注文した」

 

注文したフレンチトースト

これがドトールのフレンチトーストである。

ポスターで見るよりもむしろ美味しそうだ。

大きく切られたフレンチトースト6つに、カップに入ったソフトクリーム、バナナ、これにチョコレートソースがかかっている。(個人的にチョコソースがフレンチトーストにはかかっておらず、逆にソフトクリームにカップごとかけられているのが面白い)

粉砂糖がかかってる

粉砂糖もかかっている、芸が細かい。

バナナ

見た目はとてもかわいく美味しそうだ。

食す

フレンチトーストの上にバナナを置き、その上にソフトクリームをのせ、フォークで貫いて一緒に口の中に入れる。

とても美味しい。

フレンチトーストは仲間でしっかり染みていて、とろとろ系だった。

芯まで染み込んでいる。

チョコソースの甘さとほろ苦さが良いアクセントになっていて美味しい。

今度は耳の部分を食べてみる。

意外とパリパリしている。中までしっかり染みているので、耳もクタクタになっているのかと思われたが、パリパリしてて食感が良い。

 

あっという間に食べ終え、その後はコーヒーと共にiPadで雑誌を読みながら過ごした。

 

ドトールのフレンチトーストはとても美味しかった。今回はチョコバナナだったので、次はメープルを食べてみようと思う。

読書の皆様にも是非とも食べてほしい。(ただし前述の通り店舗限定なので要注意)

コピックはじめました

購入したコピック

最近コピックを買ってみた。

購入に至った背景と、実際に描いてみた感想を述べる。

コピックを買おうか悩んでいる人の一助になれば幸いである。

興味がない人でも、コピックについて、アナログイラストについて、そもそも絵を描くということについて少しでも関心を抱いてもらえると俺しい。

本記事の最後には実際に描いたイラストが載ってるので、この話に興味がなくてもそれだけは見て帰ってほしい。

なぜ買ったのか

絵を描くモチベーションを完全に失ってたからである。

小さい頃から「絵師になりたい」という思いが強くあり、たまにイラストを描いていた。社会人になり金銭的な余裕ができてからは、iPad Pro 12.9インチを購入してデジタルイラストにも本格的に手をつけ始めた。

しかし、近頃は画力が伸び悩みプライベートでも仕事が忙しく時間が取れない中で、追い打ちをかけるように「AI絵師」が誕生した。クリック一つでハイクオリティな作品が生成出来るようになった今、自分が苦労して絵を練習する意味があるだろうか?そう自分に問いかけると、モチベーションは一気に無くなってしまった。

「絵を描く」モチベーションは失ったとしても、自分には「絵を描かなくてはならない」という使命感があった。

そこで原点に帰り、心機一転アナログイラストを描いてみようと思い立った。

中学時代はアクリルガッシュでイラストを描いていたが、絵の具は道具を片付けたりするのが面倒なので、コピックを買うことにした。

何を買ったか

以下の数量限定コピックセットである。

copic.jp

イメージイラストに惹かれたのと、通常のコピックセットとは色の被りがなく必要になれば既存のコピックセットを無駄なく買い足せるということで、せっかくなので数量限定品を買うことにした。

他に購入したもの

参考書として、以下の2冊を購入した。

copic.jp

copic.jp

「塗り絵でまなぶコピックイラスト」は小学生でもわかるような超入門編で、「コピックで描く基本可愛いキャラと身の回りの小物たち」はそれなりに難しそうな内容だった。今のところ、「塗り絵でまなぶコピックイラスト」にしか手を出せていない。

また、前者の書籍で用いる「12色」のうちプレミアムセットに含まれない色を買い足した。

コピックを始めるにあたってやったこと

その①

このプレミアムセットには以下の付録がついており、まずはこれをやった。

  • 使い方がわかる充実のレシピブック
  • グラデーション練習シート
  • 書き下ろし塗り絵線画2種

これらによって、まずは基本的なコピックの使い方は学ぶことができた。

しかし、この段階ではあくまでコピックという画材に慣れただけで、コピックを使って実際に絵を描くためのテクニックについては学べていない。実際にキャラクター絵をコピック方法は、前述の通り書籍を使って学んだ。

その②

「塗り絵でまなぶコピックイラスト」の内容に沿って、塗りをしながら基本的なキャラクターの塗り方を学んだ。

まず言いたいのは、この書籍は神である。

  • 12色に絞っているため、そもそも色塗りの経験がほとんんど無い人間でもやりやすい。
  • 髪の塗り方、目の塗り方、服の塗り方など、パーツごと別れていて、絵の描き方そのものを教えてくれる。(画材の解説ではなく、きちんと絵の指導をしてくれる)
  • 線画が程よくシンプル。ややこしくはないが、やりごたえがしっかりあるくらいには書き込みがある。

とにかく良書である。この本を通してコピックの使い方だけではなく、絵の描き方も学ぶことができ、画力の向上に繋がったと思う。

デジタル絵描きの人でも、読んだら多少は役に立つと思う。

 

この本は塗り絵形式だが、何度も練習したい箇所(顔など)もあったので、線画だけ模写して塗るなどして2、3回繰り返した。

こんな感じ、元絵は本書の51ページ目にある

大体半分くらいやって、実際に好きにイラストを描いてみた。

③描いてみた

長くアナログ(というかシャーペンでの落書き)をやってきた自分にとっては、むしろコピックの方が上手く描ける気がした。

これは個人差だと思うが、「戻る」が使えないアナログだと一筆一筆を丁寧に描くことになるので、結果的に丁寧に描いたイラストに仕上がるように思えた。

また、写真では伝わらないかもしれないが、コピック特有の鮮やかな色合いが非常に良い。加えて、当然色ムラが出てくるので絵の情報量が増え、そのためなんか「すごい絵」感が出ている気がする。

ぼっちざろっく・オリジナル・ゾーヤくん

結論

コピックはかなり楽しい。今後も描き続けていきたい。

デジタル絵描の人も気分転換に描いてみてほしい。

前述の書籍では12色で完結するので、まずはその12色から買い揃えて描き始めればいいと思う。